医療法人輝鳳会の
iNKT療法について
iNKY THERAPY
iNKT細胞とは?
iNKT細胞(インバリアント・ナチュラルキラーT細胞)とは
T細胞、B細胞、NK細胞に続く第4のリンパ球で
自然免疫を担うNK細胞と獲得免疫を担うT細胞両方の性質を
併せ持つことが、名前の由来となっています。
iNKT療法について
変異がん細胞にも対応する新たな治療法です。
がん細胞には、「がん抗原を発現している細胞」と「がん抗原を発現していない細胞」の2種類があり、また新たに出現する「変異がん細胞」もあります。
この従来のがん免疫治療では対応ができなかった「変異がん細胞」を同時に排除出来る点が、iNKT療法の最大の特徴です。
※本治療による効果には個人差があります
iNKT療法の費用
1クール(2回)3,850,000円(税込)
iNKT療法の治療方法
がん細胞には、「がん抗原を発現している細胞」と「がん抗原を発現していない細胞」の2種類があり、また新たに出現する「変異がん細胞」もあります。
これら全てのがん細胞を同時に排除できないと再発・転移が起きますが、従来のがん免疫治療は、「がん抗原を発現している細胞」と「がん抗原を発現していない細胞」のいずれか一方のがん細胞しか攻撃できず、また「変異がん細胞」には対応できていませんでした。
「がんの進行・再発・転移」を克服することを目指して、新たに開発された治療法です。
「iNKTがん治療」は、がんを攻撃する免疫細胞を活性化し、それらの細胞群を急速に増殖させて、長期にわたるがんに対する免疫記憶を作り、持続的にがんを攻撃できる体制をつくる治療法です。その結果、2種類のがん細胞や新たに出現する変異がん細胞を同時に排除できる点が、従来のがん免疫治療とは大きく異なる特徴です。
副作用・リスク
稀に発熱と悪寒及びそれに伴う震えや注射部位が一時的に赤くなったり熱を持ったりすることが あります。個人差はありますが、通常1~2日程度で軽快します。その他、成分採血の際に口の周りや手足のしびれなどが起こることがあります。既往にリウマチ、膠原病等、自己免疫疾患のある場合は、病状の悪化をきたす恐れがあります。現在、間質性肺炎を患っている場合は、治療できないことがあります。
本治療について
本治療は、医薬品医療機器等法における未承認医薬品等に該当しますが、再生医療等の安全性の確保等に関する法律により治療の実施及び製剤の製造が承認されております。
クリニック内において、ご本人の血液から免疫細胞製剤を製造いたします。
iNKT療法の特徴
- どんながんにも治療可能で、効果が期待できる
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がん細胞を標的にした治療法ではなく、患者様自身の体内に存在する「がんに対する免疫細胞群」を活性化する治療法ですので、どんな種類のがんにも効果が期待できます。
- 長期免疫記憶による持続的ながんへの攻撃
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iNKTがん治療は、がんに対する免疫細胞群を活性化し、それらの免疫細胞群を急激に増殖させます。また、活性化された免疫細胞の一部が体内に残存して、がんに対する長期免疫記憶を形成することで、持続的にがんを攻撃する治療法です。
- どんな種類のがんにも必ず存在する2種類のがん細胞や新たに出現する変異がん細胞を同時に排除
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自然免疫と獲得免疫系を同時に活性化できるので、どんな種類のがんにも必ず存在する「がん抗原を発現している細胞」「がん抗原を発現していない細胞」あるいは「新たに出現する変異がん細胞」を同時に排除する治療法です。よって、がんの進行・再発・転移の抑制効果が期待できます。
- 誰にでも治療可能
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iNKT細胞はすべての人に共通であり、iNKT細胞を活性化するiNKTリガンドは全ての人のiNKT細胞を活性化できるので、患者様自身のHLA型に関係なく誰にでも効果が期待できます。
- がんによる免疫不全からの回復
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免疫細胞は、がん細胞の抗原情報を成熟した樹状細胞から受け取り、がんを攻撃します。
しかし、がんに罹患した方の体内はがん細胞が出す免疫抑制物質によって、樹状細胞の分化が抑制され、抗原情報を提示できない未熟樹状細胞のままで、免疫不全状態になっています。
iNKT細胞は、免疫系細胞の中で唯一、未熟樹状細胞と機能的に反応でき、抗原提示できる成熟樹状細胞に分化させることができるため、免疫不全になっている免疫系を活性化し、患者様自身のがんに対する免疫力を回復させることができます。
治療の流れ
相談(初診)
医師が患者様ご本人の病状について確認をしたうえで、iNKTがん治療について説明をします。
検査
iNKTがん治療が適切かどうかを判断するために、血液検査や心電図などの治療前検査を実施します。
- 治療期間
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採血
患者様ご本人の血液からiNKT細胞を活性化する血液細胞を取り出すため、血液成分分離装置を用い、約3〜4時間かけて成分採血を行います。
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培養
血液から取り出した血液細胞を体外で培養加工し、iNKT細胞を活性化できる細胞ワクチンを作ります。
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投与(1回目)
3〜7日後に受診していただき、加工培養した細胞ワクチンを点滴で患者様ご本人の体内に戻します。
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投与(2回目)
1回目の投与から約4週間後に受診していただき、2回目の投与(点滴)を実施します。
効果測定
効果判定は必要に応じて血液検査にて免疫状態を検査します。1週間後および6カ月後に必要に応じて血液検査にて免疫の状態を確認します。
当医療法人輝鳳会は高い安全性を確保し、
がん患者様とご家族様に安心して、
ご満足いただける治療を提供しております。
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幹細胞による再生医療もおこなっております。
昭和大学豊洲クリニック予防医学センターと
連携を開始しました。
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