特徴殺傷力増殖力サイトカイン*
産生
高活性化
NK細胞療法
NK細胞を増殖させて体内に戻す治療法。
どのようながんでも殺傷することが可能。
がん細胞に対する殺傷能力が高く、NK活性が強いと短時間で殺傷することが出来る。
T細胞に比べ増殖が難しい。
殺傷力 増殖力 サイトカイン
産生
樹状細胞療法 がんの目印を掲げた樹状細胞を誘導し、体内に戻す治療法。
樹状細胞は直接的にがんを殺傷する力はなく、キラーT細胞にがんの目印を教育する細胞で、樹状細胞自身にがんを認識させる必要がある。がんを認識した樹状細胞からがんの目印を教えてもらったキラーT細胞が、がんを殺傷する。 樹状細胞は増殖力がほとんどない細胞であり、治療に必要な細胞数を確保するためには、アフェレーシスという成分分析採血機を使って1〜2時間かけて採血しなければならない。
殺傷力× 増殖力× サイトカイン
産生
活性化
自己リンパ球療法
主にT細胞を増殖させて体内に戻す治療法。
T細胞は、増殖させやすい免疫細胞だが、そのままではがん細胞を認識できないのが難点。 数を多く増殖しても、教育を受けないとがん細胞を殺傷できないため、直接的ながんの殺傷効果はそれほど期待できない。
殺傷力 増殖力 サイトカイン
産生

*サイトカイン(cytokine)とは、細胞から放出される種々の細胞間情報伝達分子となる微量生理活性タンパク質で、すでに数百種類が発見され、免疫系に重要な役割を持つ。

高活性化NK細胞療法

免疫細胞療法において使用する細胞のなかでも、NK(ナチュラルキラー)細胞の効果が注目されています。
もっとも原始的な免疫細胞であるNK細胞はリンパ球の一種で、自然免疫の中心的役割を果たし、ウイルスに感染した細胞やガン細胞に結合して殺傷する役割を持っています。 NK細胞は、がんであれなんであれ、異物と見れば即、攻撃するという力があります。 がん細胞は健康な方でも毎日3,000個〜6,000個くらいは体内で発生していると言われており、がん細胞をいち早く発見して殺傷するのがNK細胞です。
がん患者様はNK活性が健康な人と比べて低下していることが明らかになっております。NK細胞療法は、最も確実性が高いと考えられるNK細胞を主に高活性化培養し、点滴で体内に戻します。

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樹状細胞療法

樹状細胞療法は体外で大量に樹状細胞を誘導して体内に戻すことにより、樹状細胞の抗腫瘍免疫を最大限に高めて、がん細胞を消失させることを狙った治療法です。
樹状細胞療法において、腫瘍を殺傷する中心的役割を持つのは細胞障害性T細胞(CTL)です。
このCTLは腫瘍抗原(目印)を見つけることで腫瘍を認識します。 この腫瘍認識方法はNK細胞と異なることから、樹状細胞療法とNK細胞療法による相加・相乗効果を期待することができると考えられます。

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